ラフマニノフ

昨年の秋頃より妙に体力が落ちてるなあと感じていたところ、今年になって胆石症が原因と分かり、6月には胆嚢摘出手術を受けました。腹腔鏡手術とはいえやはり術後の回復にはちょっと時間がかかりましたが、最近になってようやく以前の調子を取り戻すことが出来るようになっています。

そうなってくると、ピアノにも身が入るようになってきました。

これはラフマニノフ前奏曲作品23の9の楽譜です。右手の練習曲のようなもので、以前このブログでも紹介したショパンの練習曲作品25の6とよく似た感じの曲です。

ラフマニノフと聞けばさぞかし難しいのではと思われるかもしれませんが、演奏効果の割にはそれほどでもなく、さすがにピアニストコンポーザーの作品です。ショパンの25−6よりは楽です。

ショパンの練習曲2巻および前奏曲、リストの超絶技巧練習曲およびパガニーニ練習曲などとならんで、ラフマニノフ前奏曲24曲と音の絵練習曲はアマチュアピアニストにとって必修科目です。

ラフマニノフ前奏曲集では、作品23の2、5が有名ですが、23の9も最高の名曲と思います。この曲が表情豊かに演奏された時の美しさは例えようもありません。そんな演奏の例をアップしておきます。


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