Vision Blue

毎週木曜日は本来レーシックの手術日なのですが、待ち期間が長くなっている白内障手術を本日は行いました。
偶然ですが、この中にmature caratactの患者さんが多くおられました。
このような場合のCCCでは、以前からICG(indocyanine green)で前嚢染色を行っていましたが、角膜内皮が減少する場合があるとされるので、今回はVision Blue(trypan blue ophthalmic solution;DORC社)を用いました。(両者の毒性にさほど差はなく、どちらも通常濃度では十分安全であるという報告もあります。)
ICGと全く同じように使用でき、染色はICGよりも良好でした。ややシリンジが硬すぎて入れにくいのですが、今後も白内障手術の有用なツールの1つになりそうです。
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