茶こし玉

坪井眼科での硝子体手術は、最近では23Gになってきました。
手術操作も20Gよりも容易で、無縫合なので術後もとてもきれいなのですが、器具がとっても小さくて、取り扱いに非常に気を使います。5mm以下の小さな器具がいくつもあるのです。使う前は専用ケースにきれいに並んで入っているので問題ないのですが、使い終わった後の器具はとても厄介です。どこかへ飛んでいってしまわないように見張っておかねばならず、消毒する時には排水溝へ旅立たないように捕獲しておかねばなりません。その苦労を察してか、半円の茶こしを二つ球形に重ねて蝶番で開閉できるようにし、その中に器具を入れて消毒したり滅菌したりできる茶こし玉?!のようなお助けグッズもあります。しかし、いただいた茶こし玉は小さいので、もう少し大きなものを導入しようかと考案中ですが、網目が小さくなくてはならず、大きな茶こし玉に巡り会える日は、まだまだ先のようです。

KA