大阪クラシック2017

2006年から毎年開催している初秋の大阪を彩るクラシック音楽の祭典で指揮者 大植英次さんのプロデュースです。9/10~9/16の7日間大阪のメインストリートである御堂筋と中之島界隈を中心に、オフィスビル、カフェ、ホテルのロビーなどあちらこちらで毎日10〜13公演がありました。今年で12回目だというのに、生まれも育ちも大阪だというのに今年初めて、大阪クラシックを聴きに行きました。

大阪クラシックの公演の大半は無料公演ですし、公演時間も30分〜1時間くらいで、とても気軽にクラシック音楽に親しむことが出来る催しです。

初めての大阪クラシックは、ベルリオーズ/幻想交響曲作品14をオーケストラでなく、4台のピアノで演奏し、しかもプロデューサーの大植英次さんがピアノを弾くというのでとても珍しい企画なので興味を持って聴きに行きました。(この公演は有料:1000円)

会場は大阪、中之島の中央公会堂です。舞台もなく聴衆を囲むように4台のピアノが配置されていて、大植さんが解説されるには「このベルリオーズ幻想交響曲作品14が4台のピアノで演奏された記録は1843年以来です。その時の4人のピアニストはリスト、ブラームス、クララ.シューマンと後一人は誰かの弟子です。」と言われていました。

中央公会堂も歴史のある建築物ですし、そこでの珍しい演奏会はちょっと感激しました。

大阪と言えば、お笑い芸が主流のように思われていますが、ジャズライブの話もありましたが、さまざまな音楽公演ももっともっと日常的に行われる街になればいいなと思いました。

Y.T