先週は手術をお休みしましたので、今日の白内障手術は「ひさしぶり」ということになります。午後から21例行いました。
白内障手術では、いろいろな関門があります。最も恐いのは感染を起こすことで、その他は取り返しのつく軽い合併症といえます。破嚢、チン氏帯断裂、角膜混濁などが後者です。
感染を起こさないため術野の無菌化は当然ですが、意外と多いのが術後の感染とされています。
術直後〜1日目くらいに創の閉鎖不全から感染を起こすというものです。これを避けるには、創の完全閉鎖を実現しなければなりません。
当院では特殊なメスを使うことにより、創の完全閉鎖を実現しています。
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