先月、NHKの朝の連続ドラマ『カーネーション』にも出てきていた泉州岸和田だんぢり祭に行ってきました。
１４日の宵宮と１５日の本宮の２日間あるのですが今年は本宮の１５日は台風の影響でひどい大雨の為、１４日の宵宮だけの観覧となりました。
最初は岸和田駅前の商店街での観覧。 この商店街のアーケードは４メートルあるだんぢりが通るために日本一高くなっているそうです。アーケードの見どころは音がこもって反響するのでより『ソーリャーソーリャー』の掛け声や鳴り物が響き渡る中曳き手は4トンもあるだんぢりを全力疾走で駆け上がっていく光景です。鳥肌が立つほどの迫力があります。
その後、だんぢりの醍醐味と言われている曲がり角を直角にいかに早く曲がれるかの『やりまわし』を観覧するために小門・貝源という場所へ移動。 それぞれ角にある家の名前でそう呼ばれています。
道幅の広い道から、道幅の狭い道を走りながら曲がって行きます。うまく曲がりきれない時は毎年この角の家はぶつけられ必ず壊れます。この為各町は保険に入っており保険できちんと直されるそうです。
あちこちと移動して色んな場所で観覧した後、夕方の最後は祭り好きの泉州人の血が騒いでしまい一緒に全力疾走で付いて走ってしまいました。
夜の７時からはちょうちんで飾られた『灯入れ曳行(えいこう)です。昼間と違ったゆったりとした時間が過ぎ初日の閉幕となりました。
今月の１０月には地元でもだんぢり祭があるので岸和田とはまた一味違った祭を楽しみたいと思います。
N・K
