進化した白内障手術

今日は白内障手術が行われました。

大体、連休明けは両眼症例の一眼目が多いため、核の硬い症例が多いです。昔は核が硬いととても苦労したものですが、今は超音波装置の効率がアップしたおかげで、あまりストレスを感じません。

破嚢もほとんど起こりません。開業した頃、今から3世代前の手術装置でしたが、破嚢率は数パーセントでした。それが1パーセント以下になり、今や、0.1%以下になっています。年に2000例行うとして、1〜2例程度です。

超音波白内障手術ももはや究極に達した感があります。

究極といえば、白内障手術へのフェムトセカンドレーザーの応用が言われています。LASIKで当院も採用している方法の白内障手術版で、前嚢の皮むき、核割り、角膜切開、LRI(乱視矯正切開)をレーザーで行います。

しかし、コストがとてもかかり、保険適用にもなりません。当院で行っている白内障手術は、実質、フェムトキャタラクトと同等以上になるよう、いろいろと工夫しています。

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