手術が終わった後は、院長室でぐったりして音楽を聴いていることが多いです。騒がしい曲や、楽しい曲よりは、静かな曲が良いです。楽器でいうと、バイオリンやピアノよりはチェロが良いですね。チェロは音域が中低音ですので、聴いていても耳障りなところがありません。
ところが、チェロの独奏曲は意外と少なく、ピアノやバイオリンほどのレパートリーがありません。ソナタでいうと、ベートーベンの5曲、メンデルスゾーンの2曲、ブラームスの2曲、ショパン、Rシュトラウス、ラフマニノフの各1曲くらいしか思いつきません。
なかでのお気に入りは、ショパンとラフマニノフの3楽章、ゆっくりした楽章です。ショパンはユーチューブから、昔なつかしいネルソバの演奏がありました。若い頃の英デッカ録音が有名ですが、デュプレやロストロポーヴィッチの影で、ほとんど忘れられていました。貴重なアプロードです。
ラフマニノフはロシアのシャフランとフリエールの名演。素晴らしい演奏ですね。