本日の午前で今年の診察は終了いたしました。お疲れ様でした。
今年は講演依頼が多い年でした。数えてみると、年に11回も講演をしていました。ほぼ月に一度、週末をつぶしていたことになります。月〜金の週日をすべて臨床活動に費やしている身分としてはちょっと多すぎたと思います。まあ、多焦点関連の話題も落ち着きつつありますので、来年はもう少しゆっくりできると思っています。
年末になると、ほうぼうから喪中のごあいさつをいただきます。同世代の方の訃報を聞くことも多くなったのはちょっとショックです。
来年からも、同じような調子で手術が続けられたらと願っております。そのためには第一に健康、第二に気力の充実があげられます。
個人的には眼科医として手術を続けることが気力の充実につながっていると思っています。
政権交代で日米同盟が見直されるなど、政治的にやや不安定となっています。これで厭世気分が広がると、経済がますます縮小する可能性もあります。
少子化の中でも、将来に希望が持てるような明るい材料を探していくことが大切です。
19世紀の終わり、東アジアでいち早く近代化を果たした先達を頂くわれわれにとって、21世紀の新しい道を探すことが簡単とは言わないまでも不可能ではないと思っています。
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