先月、マカオに行ってきました。
街並みも食もポルトガルと中国の文化が混在していて不思議な国でした。
美味しかったのは「カレー蟹」です。
手袋をして手掴みで食べました。
1582年に建てられ、1601年に火災で消失し、1602年から再建され、1640年に完成しました。
実は、徳川家康の禁教令で日本から追放されたキリスト教徒がマカオに辿り着き、聖ポール天主堂再建の際に、イエズス会のカルノ・スピノラ指揮の元、地元の職人と共に彫刻を掘り、技術的にも大きく貢献したそうです。
「東洋一壮大で美しい教会」と言われていましたが、1835年の火災により、現在はファザードと階段しか残っていません。
教会には珍しく、ところどころに漢字が書かれています。
「念死無為罪」(死を思わば、罪を犯さじ)
これは中国語としては変な文章で、日本人が書いたと言われています。
今年は長崎で潜伏キリシタンの歴史を巡ったこともあり、とても興味深く観光できました。
M.S