1984年9月4日 生後40日の息子を連れて留学先のアメリカに
向かいました。
35年経った2019年9月12日 その息子が家族を連れてアメリカ
に旅立ちました。出発の日、見送りに行きました。
言いたいことがたくさんあり過ぎて何も言えず
「ほんなら、行って来るわ。」
「...気をつけてね。身体大事にしてね。着いたら知らせてね」
と、言うのが精一杯。
そう言えばドロ神父様も日本に来る時は家族と今生のお別れをしたとか。
(皆さんドロ神父様を覚えていますか?)
しかし、ドロ様の時代じゃない!考えてみたら私がアメリカに行った時とも
全然違うと気がつきました。
だいたい国際電話の高かったこと。当時は米国本土への電話は
最初の3分間で3240円です!でうしても電話をかけなければならない時は
あらかじめ言いたい事を紙に書いて要約して、暗記してから電話します。
今なんて、メール、ラインでポンポン連絡入ります。動画でも何でも。
Skypeもすごいです。1時間喋っても平気です。
荷物もちょっと高額ですがEMSだとアメリカに3日で着きます。
ただ、実物の孫達に会えないのが淋しいだけです...(しんみり)
外国暮らしは外からみると「いいなぁ〜」と思われがちですが
住むとなると大変なことたくさんあります。でも今しか出来ない
人生経験だから困難な事があっても乗り越えてくれたらいいなと願っています。
Y.T