花粉

今年も、花粉症の時期がやってきました。今年の飛散花粉量は、近畿地方については例年の110%と、やや飛散量は多いと予想されています。

 

花粉症対策としては、花粉への暴露を避けることが一番ですが、生活する上で完全に遮断することは困難です。対症療法的に、症状を緩和する薬剤を使用することとなり、眼科的には点眼薬や内服薬、場合によっては眼軟膏を処方します。

最近言われているのが、アレルギー疾患に対するオメガ3脂肪酸の有効性です。オメガ3脂肪酸は、青魚やえごま油、亜麻仁油などに豊富に含まれている不飽和脂肪酸で、このオメガ3脂肪酸を摂取することで、痒みを引き起こすプロスタグランジン、トロンボキサチン、ロイコトリエンといった炎症性脂質メディエーターの産生が抑えられ、結果アレルギー性結膜炎を軽快させる可能性がいわれています。

 

オメガ3脂肪酸の摂取は、簡便で安全性が高いので、強い花粉症症状をお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。

 

TN