健診

学校健診の季節になり、最近はお子さんの受診が多くなっています。


近視による裸眼視力低下やアレルギー性結膜炎を指摘されて、要精査となる場合が多くありますが、
眼鏡作製や点眼加療などで対処可能です。


同様の健診で重要なのが3歳児健診です。

3歳児健診では、屈折異常、斜視や弱視、先天白内障など、将来に大きな影響を残す可能性のある
疾患を発見する重要な機会です。
ですが、「三歳児眼科健康診査調査報告」によると、一次健診、二次健診により要精密検査となっても、
その後医療機関を受診していない割合が3割弱ということでした。
また、自治体によって健診項目に差異がありましたが、そもそも3歳児健診を行っていない自治体も
あったり、健診費用が全額自己負担という自治体もあるという結果に驚きました。

健診未実施地区を減らすことはもちろんですが、健診の重要性も啓発していくことが今後の課題です。



TN