レーシック手術

12月も半ばにさしかかってきましたが、この時期や年度末といった区切りに近い時期には、どうもレーシック手術を希望される方が増えるようです。


明日もレーシック手術を行いますが、同じレーシック手術でも人それぞれによって条件が違ってきます。
レーシックはレーザーで角膜実質を切除し、形状を変化させて近視を矯正しますが、近視が強ければ強いほど角膜の切除量が多くなります。ですが、角膜の厚みには限りがあるので強すぎる近視は矯正が難しく、その場合はレーゼックという角膜上皮を剥離してレーザーを照射する方法を取ります。レーゼックでも困難な場合は、人工レンズを眼内に挿入するICL手術を考慮することとなります。


角膜の厚みは、通常500〜550μmですが、600μmを超える厚みの方もいらっしゃれば、450μm以下の方もいらっしゃるし、近視度数も、−2〜ー3ジオプターの軽度からー10ジオプターを超える強度近視までさまざまです。そういった様々な条件の違いがありますが、より快適な視機能を獲得できるよう、その条件に適した治療を行っていくこととなります。

TN