山登り

今年のゴールデンウィークに徳島にある剣山に登ってきました。剣山は、標高1955m、西日本2位の高さがある山で、日本百名山の一つです。

剣山には古代イスラエル王のソロモンの秘宝が眠っているという都市伝説があります。
剣山には鶴岩・亀岩があり、かつては『鶴亀山(つるぎざん)』と書いたことから、日本人に馴染みの深い童謡「かごめかごめ」の歌詞には、鶴岩・亀岩に深い関わりが見つけられるそうです。

♪ かごめかごめ かごの中の鳥は  いついつでやる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ ♪
かごめ→籠の目→ダヴィデ王(古代イスラエルの王)の紋章を示し、夜明けの晩→夜が明ける→よはね→ヨハネ(イエス使徒の1人)と繋がるのではないかとの説だそうです。

本当か?!と思うのですが、徳島県では秘宝伝説シンポジウムが開かれたり、その様子が徳島新聞に取り上げられたりと非常に活発に議論が交わされているんだそうです。
訪れた日は山開きの日で、市役所の広報の方も取材に来られていました。その方とお話しする機会があったので秘宝の事を尋ねてみたところ、
イスラエルの大使が何度も訪れていますし本当にあるかもしれませんね!と言われていました。




一番の目的である登山はと言うと、「剣山山頂では、霧氷が見られるぐらい寒かった」と夜のニュースで流れるぐらいの寒さと、大人も吹き飛ぶ程の暴風でした。


初めて登る山だったので寒さも暴風も当たり前の事だと思っていたのですが、夜のニュースもそうですが、登山途中で出会った歩荷さん(山小屋に荷物を運ぶ方)が、「霧氷見た?! 写真撮っときな!」と声をかけてくれたので、その時期には珍しい事だったみたいです。




登山途中は曇って霞んでいた頂上も、暴風のおかげで雲の流れが速く、頂上に着くころには青空も見え空に向かって歩いていくようで、とても気持ち良かったです。


M.M