江差追分

200年前から伝わる「江差追分」という北海道民謡があり、その全国大会が年に一度北海道江差町で開催されています。
その大会に民謡の師匠が10年以上出続けており、一昨年やっと優勝し、西日本に初めて優勝旗を持ち帰りました。

江差追分の楽譜なのですが、私には全く理解できません。
歌詞は「カモメの鳴く音にふと目を覚まし、あれが蝦夷地の山かいな」と短いのですが、これを歌うのに約2分40秒かかり、一節の「かもめの」だけで28秒を要します。しかも、一節を一息で唄わなければ失格という厳しいものです。
この難しさと独特の節回しから「民謡の王様」と呼ばれこの全国大会は本当に上手な人しか出場できません。
いつか北海道まで聴きに行きたいと思っています。
M.S