秋の山歩き

先日、秋の山歩きに行ってきました。
行き先は兵庫県養父市にある渓谷で、『天滝(てんだき)』を見に行くことが目的です。
天滝は「日本の滝100選」のひとつでもあり、落差98メートルの天から降るかのように流れ落ちる滝で、県下一を誇る名瀑と言われているようです。
渓谷入口の駐車場から、渓流沿いの登山道を約1.2km登ったところで見ることができます。道中は階段が多いですが、山道にしては歩きやすく整備もされており、軽装でも行くことができます。片道40分ほどで到達でき、道中、小さなお子さんのいる家族連れや、年配の方々とも多くすれ違いました。

天滝までの渓谷には、夫婦滝(めおとだき)、鼓ヶ滝(つつみがたき)、糸滝(いとだき)などの滝群があり、紅葉をみながら森林浴を楽しむことができました。
いよいよ天滝が近づいてくると、滝の流れ落ちる音が大きくなってきてテンションが上がってきます。
到着するまで顔を上げないようにして最後の階段を登りきると、上から下まで視界に入りきらないほどの長い天滝が見えてきました。


近づくと霧雨のような水しぶきがかかり、天滝の周辺はたくさんのマイナスイオンが感じられました。
まわりの木々の紅葉をバックに勢いよく流れ落ちる滝はとても迫力がありました。
天滝よりさらに約2㎞ほど登山すると杉ヶ沢高原へも行けるのですが、帰りに出石のそばを食べに行きたかったので今回は諦めました。
天滝渓谷は、春の新緑や、厳寒に凍る滝など、季節によって楽しめるスポットのようです。
紅葉の綺麗なこの時期、天気もいい日が続いているので、また気分転換に山歩きしに行きたいと思います。

SO