ローマの休日

休みの後半は待望のローマを見学しました。何故待望かといいますと理由はいくつもありますが、第一には、最近観たアメリカのドラマシリーズ「ボルジア―最初の罪深い家族」でバチカンが出て来ますので、実際はどんなところか観てみたかったからです。

また、幼少時にカトリック教会に通っていた経験からも興味深いものだったのです。

バチカンのサン・ピエトロ(ピーター、ペテロ)教会は世界一の大きさだそうです。一番右の建物がローマ教皇の住んでおられるアパートです。

バチカン博物館のラファエロの間の天井画です。その他にも見所満載。実際には一度ではとても見切れません。隣接するシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「天地創造」「最後の審判」は圧倒的でしたが、残念ながら写真禁止でした。

ミケランジェロ作「ピエタ」。古今東西のあらゆる彫刻のなかでも最高傑作の一つとされています。実物はやや遠巻きにしか見れませんでしたが、マリア様の表情にはうっとりしました。ちなみにこのマリア様は抱かれているイエスよりもとても若く、お母様には見えません。アヴェマリアではなく、異端とされるマグダラのマリアで、イエスの奥様だった人との説もあります。どちらにしても、とても癒される、感動的な作品でした。

映画「ローマの休日」でおなじみのスペイン広場の階段。夏休みとあって、とても混雑していました。映画にも出てくる花売りが居ました。

円形闘技場コロッセオ)跡。ここで、紀元80年頃、人対猛獣、人対人の真剣勝負が行なわれました。

フォロロマーノにあるセヴェルスの凱旋門。当時、戦争に勝利するたびにこのような門が作られたそうです。すごいエネルギーですね。

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