緑内障シーズン

毎年のことですが、冬になると悪化しやすい目の病気があります。
それは緑内障です。
寒さが厳しくなるにつれて眼圧が上がってしまい、点眼やほかの治療法ではコントロールしきれなくなって、1〜3月ごろにはいよいよ手術が避けられなくなるケースが多いです。まさにそのような患者さんに対する緑内障手術を本日は行いました。
なお、今月の日本眼科学会雑誌の特集も「緑内障診療ガイドライン」で、以前のガイドラインからの変更点としては、新しい緑内障点眼薬の追記、閉塞隅角に対する治療として水晶体摘出(≒白内障手術です。以前の坪井眼科ニュースでもご紹介しました)の追記、緑内障の分類の一部変更、新しい眼圧計やOCTについての記載などがありました。さっそく明日からの診療にも役立てていきたいと思います。
他には白内障手術、結膜弛緩症の手術、黄斑変性症に対する硝子体注射なども本日行いました。明日は眼瞼下垂の手術や網膜剥離の手術が予定されています。
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