朝刊のチラシをご覧になりましたか？「５０歳以上の７０万人に加齢黄斑変性のおそれがあります」「日本人の失明原因の第４位が黄斑変性」だそうです。
加齢黄班変性という疾患は人口の高齢化、食生活の欧米化などが原因で日本では、推定患者数がこの９年間に２倍近く急増しています。近年は光線力学的治療法、抗ＶＥＧＦ療法などの新しい治療法がよい結果をだしていますが、変性を起こした部分が完全に元に戻ることはありません。早期発見、早期治療はもちろん、先ずは予防が重要な病気です。そこで、ルテビタアイの登場です。
坪井眼科では米国立眼研究所主導の加齢性眼疾患研究グループによる報告（ＡＲＥＤＳ）を参考にオリジナルサプリメントを開発しました。初代ルテビタアイです。これに、ビタミンEの１０００倍ともいわれる抗酸化作用を持つアスタキサンチンをプラスしたのが２代目のサプリです。ＡＲＥＤＳの研究はさらに進み、現在ＡＲＥＤＳ２という大規模な臨床試験結果が最終段階にきていて、すでに一定の効果が確認されています。坪井眼科ではこの最新の研究成果をふまえたサプリ「ルテビタアイ２」を製品化いたしました。
ルテビタアイ２は初代、２代目と大きく処方が変わっています。抗酸化作用のあるミネラル（亜鉛、セレン、銅等）に代わり魚油由来のオメガ３系脂肪酸を加えました。オメガ３系脂肪酸（DHA,EPA）は目や神経組織の発育に重要な役割をはたしています。網膜には体内で最も高い濃度でＤＨＡが存在しています。視力を高めるとともに抗炎症作用があり、これらも目の健康に役立っています。悪玉コレステロールを減らし、血小板の凝集を抑える作用により目の網膜の動脈硬化防止、血流改善にも働くとされています。目だけでなく生活習慣病の予防にも役立ちます。
ルテビタアイ２は（１）素材が天然（アメリカＢ社の眼科用サプリのゼアキサンチンは合成のため、今のところ日本では発売されていません。日本では天然製剤のみ使用が認められています。）（２）酸化しやすいオメガ３系脂肪酸の抽出に低温抽出法を使いできる限り酸化を抑えて製品にしています。（原材料費が高くつきますが、良いサプリを提供したいと思いました）（３）大量生産していません。できるだけ新鮮なサプリをお飲みいただきます。
あらゆる病気はまず予防です。そのために、基本は日々の生活、食事を第一にして足らないところをサプリで補います。それでも、おかしいな、と感じたら専門医を受診してください。
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