硝子体出血

今週は金曜日からお盆休みです。毎年、8月13〜15の3日間はお盆休みにしています。これが平日と重なると連休になるのですが、今年は残念ながら土日と重なってしまいました。

今週は手術をお休みし、職員にはなるべく休みをとってもらうようにしています。しかし今日は、お昼から硝子体手術を行いました。硝子体混濁の方で、原因が網膜裂孔の場合網膜剥離の危険性もありますので、準緊急手術ということになってしまいました。

トリプル手術で、水晶体を摘出したのち、混濁を除去すると、やはりというか、眼底にはBRVOが出現しました。やれやれということで、IOLを挿入し、レーザーを追加して手術を終了いたしました。

DM以外の硝子体出血でよくみかけるのがBRVOと網膜裂孔です。両者同じくらいの頻度ですが、好発年齢はちょっと前者のほうが高いので、だいたい区別できます。

単純硝子体出血は硝子体手術の最も古典的な適応です。私が最初に執刀させていただいた症例もBRVOでした。1978年のことですから、30年以上も前の話です。

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