みんなの党

昨日は夜8時から選挙速報、朝の3時からワールドカップの決勝戦と、忙しい一日でした。選挙結果は予想通り民主党の惨敗でしたね。

本日、夜の7時半から選挙の結果を踏まえ、党首討論会がNHKで行われましたが、民主党だけ党首不在で、幹事長が代理出席していました。やっぱり、責任者が、国民の前ではっきりと説明するなり、話をするのがスジだと思います。結果がよくなかったからと逃げていては、ますます見放されることになります。

郵政改革法案が衆議院で否決されたとき、小泉首相は「改革の後戻りはできない」と国民に語りかけ、解散後の総選挙で圧勝しました。首相が本当に覚悟を決めて国のために戦ったなら、国民は決して見捨てたりはしないでしょう。

国民新党の惨めな負けぶりは、郵政改革逆戻りに対する国民の非難の声にちがいありません。「消費税増税反対」とだけ言って財政再建の具体案を示せなかった共産党社民党議席を落としました。

一方、みんなの党は台風の目となり、浮動票を集めました。「増税の前にするべきことがあるだろう」という渡辺党首の言葉が期待を集めたのだと思います。

行政改革(公務員の定数・給与の削減と地方への権限委譲)をまず行うということです。どんな会社でも赤字になれば、まず人員削減を行ってスリム化します。ボーナスも出なくなります。国とても同じ努力が必要でしょう。

大阪府橋下知事は、選挙後、みんなの党への支持を表明されました。

民主党も最初は政治主導を旗印に取り組み、国民の支持を集めました。しかし、半年で挫折してしまいました。志ならずとなった原因をよく考える必要があります。

今後、みんなの党から目が離せなくなりました。


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