私の茶道の先生(80代)はお花も教えておられるので、最近は時々お花の手ほどきも受けています。だいたいお茶とお花はセットで習うことが多いです。なぜなら、お茶会では必ず生け花が必要だからです。
私、茶道歴は◎十年ありますが(10歳から習っています)、同時に始めたはずの華道は数ヶ月でギブアップしました。それで今頃わかったことに、古典の生け花には「空間認識能力」が必要だということです。そう言えば、3次元のベクトルが大不得意でした。
普通のアレンジのお花は花瓶にバランスよくお花をさすと何となくさまになるのですが、(もちろんプロの目で見ると全然×でしょうが)華道の場合、細かいルールがありそのルールにしたがって活けていきます。お花と花器の相性から始まり、活けるときはお花の長さ、角度、本数などなど。そして、一番大切なことはお花とお花の作る3次元空間を考えて活けるらしいです。
空間認識能力欠如の私が華道をやめた理由が今頃わかりました!
今年も実家の枝垂れ梅が可愛く咲きました。自然の美しさです。
Y.T