今年最後の手術日

今週末から正月の休暇に入りますので、今日は今年最後の手術日でした。網膜剥離が入ったりしたので、計12例と多かったです。

 

今日は予定では予備日でしたが、「何とか年内に手術を」というご期待に沿っているうちにこれだけの数になってしまったのです。白内障、ICL、黄斑前膜、網膜剥離と、今日も当院ならではの多彩な手術でした。

 

これで今年の手術が出揃ったので、統計を取ってみました。手術総数は昨年と全く同じ、2130例です。この数には外来で行うレーザーや硝子体注射はもちろん入っていません。

 

ただし、同時手術で点数を加算できる手術については、ダブルで数えています。

 

項目別には、硝子体手術、緑内障手術、多焦点レンズ移植、眼瞼手術が増えており、普通の(単焦点レンズ)白内障手術やLASIKは減少しました。

 

同じ数とはいえ、より時間のかかる手術の割合が増えていますので、実感としてとても忙しい1年でした。

 

特に緑内障手術はSLT(選択的ヤグレーザー隅角形成)とマイクロフックロトミーを開始しましたので、今年は倍増しています。

 

MIGS(低侵襲緑内障手術)のムーブメントにより、緑内障手術が世界的に増加しています。

 

緑内障の分野でも、手術の選択肢が増えてきたのは朗報です。

 

ST