コンタクトレンズ

日本眼科医会では3年ごとに小・中・高校生を対象としたCL使用状況の全国調査を行っていますが、その調査で怖い結果が出ています。


カラーコンタクトレンズの装用率は、3年前の調査時と比較して、中学生は0.4%から5.1%、高校生は3.2%から3.9%と増加しています。中学生については、6年前の調査の時と比較すると、カラーコンタクト装用率が25倍以上と、急激に広まっているという結果でした。
コンタクトを適正に購入・使用し、定期検査を受けていれば大きな問題が起こることはあまりありませんが、中学生の約80%、高校生の約70%が眼科で購入せず、インターネットや雑貨店で購入しており、購入前も購入後も検査も受けたことがないという驚愕の事実があります。


実際のところ、コンタクトレンズによる眼症状で受診される若い患者さんは、某量販店で購入しており、検査も今まで受けたことがないという方が多いです。
ただ、量販店等で売っているモノを買うことが、実は推奨されていないんだということを知らない人が一定以上いることは仕方がないとは思うので、やはり今後も啓蒙と、場合によっては眼科医の処方箋に限る法規制も必要かもしれません。


TN