放置後の糖尿病網膜症

糖尿病の眼底検査を受けずに数年放置後、悪化してから来院された糖尿病網膜症の患者さんが立て続けに来られました。
先月の当ブログ(9/25)でも述べましたように、抗VEGF薬の登場や、硝子体手術器械の進歩などにより、糖尿病網膜症の失明率は以前に比べて低くなってはいます。
とはいえ、重症化して治療開始時期が遅れると、視力の回復が悪い上に手術が必要であったり、診療も頻回となって大変です。
やはり、適正な時期に治療を開始するのがベストですので、糖尿病を放置している方はご注意ください。
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