紅葉狩りへ

2013年もあと1週間ちょっと。ものすごい勢いで季節が過ぎていきます。
今年の秋はほんの少しのように感じました。11月のある晴れた日曜日、京都に紅葉狩りに出かけましたのでその時のことを。
ネットで見て素敵だった鷹峰の「源光庵」に行ってきました。
金閣寺に近いものの、普段はあまり観光客もやってこないエリアだそうです。
その日は暖かくお天気もよく、この日ばかりは各国からの観光客もたくさん来られてました…

迷いの窓。そして悟りの窓

方や人間の四苦八苦を表す、角窓
方や大宇宙や真理を表現する、丸窓。禅の哲学を具現化しています。

源光庵の開山は1346年
元々は臨済宗のお寺だったそうですが後に曹洞宗に改めたという変わった縁起
禅宗らしく派手さありませんが気品ある本堂でした。

この本堂には、関ヶ原の前哨戦として徳川家康の家臣・鳥居元忠の一党が伏見桃山城で石田三成の軍勢と戦い敗れて380人以上が自刃して果てた時の床板を使った血天井もあります。
おどろどろしいですがこれはお寺で恨跡を供養する為だとか。

枯山水の渋い庭園もありゆったりと過ごせました。

永観堂まで足を延ばしましたが、すごい人でした。でもさすがの人気スポット。
綺麗な紅葉を目に焼き付けました。

H.I