糖尿病網膜症の手術

本日は予定通り糖尿病網膜症と網膜剥離の手術が行われました。
糖尿病網膜症の失明パターンは主に2通りで、増殖膜がべったりと網膜上に張ってしまって網膜剥離を起こす(牽引性網膜剥離)か、それとも新生血管による眼圧上昇により緑内障を発症する(血管新生緑内障)のいずれかです。今回の手術は前者で、網膜上にべったりと張り付いた増殖膜はまるでティッシュにくっついたガムテープのように剥がすのが難しいです。それでも増殖膜をきれいに剥がすことにより、クシャクシャになっていた網膜が伸びてだいぶきれいになりました!
術後も硝子体出血や眼圧上昇のリスクがありますので油断はできませんが、まずは第一段階クリアです。
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