今日で1月も終わり

今日はお昼から白内障手術が行われました。今日で1月が終わりです。まったく、ひと月の経つのが早いですね。

先週末の学会、器械展示では、いろいろなものに興味をひかれました。JFCが出している、術中のモニター装置では、CCCや切開創の位置、トーリックIOLの軸が手術用顕微鏡に直接映し出されます。便利といえば便利ですが、あとは経済との兼ね合いと、今後、フェムトレーザーが出てくれば、CCCや切開は器械まかせとなりますので、過渡的というような気もいたしました。

前前から注目していた、広角眼底カメラ、オプトスは、値段さえほどほどならば今すぐにでも欲しい製品です。実際に使っている施設の先生方は口ぐちに絶賛されていました。今後、このタイプの倒像型カメラがもっともっと普及してくることでしょう。

硝子体手術器械ステラリスPCがやっと認可が取れたとのことで、コンステレーションとの比較が注目されます。光源やフィルター、それにランニングコストの面で前者が有利かもしれませんが、後者のように光凝固装置は組み込まれていません。

手術にせよ検査にせよ、新しいコンセプトの器械はとても高いのが欠点です。現在の保険点数にはとてもそぐいません。といって、保険点数が大幅にアップする可能性もありませんので、悩ましいところです。

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