たこ足配線は危険

先日、悲しい事故(火災)が名古屋で起こりました。
火災原因は、パソコンのたこ足配線か?
たこ足配線とは、テーブルタップなどを使って一つのコンセントに複数の電気機器を接続することです。)
たこ足配線は危ない」「たこ足配線は電気火災の一歩手前」と言うのは聞いたことがあると思いますが、家や職場などではコンセント数が限られており、たこ足配線はやむを得ない事情はあると思いますが、事故(火災)を防ぐ為にも「たこ足配線はしない」というのが電気プロの助言(薦め)のようです。

事故(火災)原因は、2つ
1)過負荷による焼損・火災
コンセントやテーブルタップには定格電流が定められていて、定格以上の電流が流れると発熱を起こして焼損や火災になる危険があります。(通常のコンセント定格容量は15A)
例えば:1500Wのテーブルタップを使用してオーブントースター(1200W)と電気ポット(900W)を同時に使用すると定格容量を超えてしまい危険です。

2)トラッキング現象による火災
  コンセントの電源プラグにホコリが絡まるなどした上に、ホコリが湿気を帯びて通電するようになり、火花が発生するなどを繰り返してホコリが炭化し、発火を引き起こす現象のことです。

トラッキング現象の防止対策としては、1年に1〜2回コンセント廻りの清掃・使わないコンセントはなるべく抜くようにするなどが対策になるそうです。

悲しい事故(火災)が起らぬように、改めて電気配線に伴う火災に注意喚起を促したいと思いました。

HT