多焦点IOLの乱視矯正

多焦点レンズでは術後の裸眼視力が重要ですので、大きな乱視を残すことはできません。乱視度数<1.0Dが目安ですが、これがなかなか難しいのです。

 

もともと角膜乱視が強い患者さんで、手術の際にその乱視を矯正する方法は、大きく分けて2種類あります。

 

その1。乱視度数が入っているトーリックレンズを用いる方法。その2。乱視矯正切開を加える方法です。

 

いずれにしても、乱視軸の同定が必須で、その軸にあわせてトーリックレンズを入れるか、切開を加えるかしないと、乱視矯正の効果は出ません。

 

乱視の軸は目視でも大体は出来ますが、「正確に」となるとそれでは不十分です。

 

術前の角膜乱視の軸を前眼部OCTカシア2で測定し、結膜とともに写真に撮るのが当院で行っている方法です。手術の際は、患者さんの結膜血管地図(これは人により異なり、認証にも使えるほどです)から軸を判断します。とても正確です。

 

軸合わせは特に重要ですので、もっと大がかりに、手術中の患者さんの乱視軸やレフ値を測定する方法もあります。

 

術前法か術中法かどちらが良いかについては、一長一短があり、結論が出ていません。今のところ、どちらでも同じようによい成績が出せると報告されています。

 

個人的には、カシア2の方が簡単で、時間もかからず、全角膜乱視(後面も含めた)であることなど、良い点がたくさんあると思っています。

 

トーリックの用意がないテクニスマルチなどの多焦点レンズでは、強主経線切開法でよい成績を得ています。

 

特に、若い近視の人に多い直乱視は、昔ながらの幅広強膜トンネル切開を行うのがコツです。

 

ST

 

 

須磨浦山上公園

先週末に電車に乗って須磨浦山上遊園という所へ行ってきました。

途中で乗り換えの須磨駅では

歌手のB'zの稲葉さん行きつけの

ホットドック屋さんがあり

店内も可愛らしくて、種類がいっぱいあり

ふわふわサクサクのパンに具が沢山のっていいます^_^


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これはNo.2のホットドックです!!

私はお店No.1とNo.2のホットドック

頼み食べましたが、ボリュームも満点で大満足でした。

軽い昼食にとても良いですね。


須磨駅から山陽電鉄に乗り換えると

海と山が見え自然いっぱいの所に着きました。

ロープウェーで山頂へ行き、昔ながらの

カーレーターという乗り物に乗りました。



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見た目は可愛らしい乗り物ですが

凄く揺れます!!


この日は曇っていたので少し残念でしたが

景色が綺麗です。

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明石海峡大橋も見渡せます。


その展望台の下には

回転喫茶店というのがあり

その名の通り喫茶店が回転するんです。

ゆっくり回転するので、酔うという心配はなく、あたり一面窓ガラスになっているので、全角度から景色が見えます。

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お花畑や遊びの広場もあり

リフトも楽しかったです。

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素敵な休日を過ごせました(^^)


M.W





ホタルの夕べ

家の近所の掲示板に『ホタルの夕べ』というポスターが貼り出してあるのを見つけ、行ってきました。

 

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近所の公園内で夏限定、ホタルの観賞イベントを開催しており約1,300匹のホタルがいるということでした。

 

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行ってみると、結構人が集まっていました。

ホタルが網の中にいたり、スタッフの方がホタルのついた葉っぱを持っており、ホタルを手に乗せてくれたりしました!

 

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ホタルが自由に飛んでいったり、葉っぱに乗っており自然を感じ、ほっこりしたひとときになりました♪

 

 

m.t

加齢黄斑変性症

 

加齢黄斑変性症は、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。失明原因の上位にあげられ、患者さんの数も非常に多い病気です。

 

以前は、新生血管抜去術や黄斑移動術、その後、網膜光凝固術、光線力学的療法、と、時代とともによりよい治療方法が開発されてきましたが、現在の治療の主流は抗VEGF薬硝子体内注射です。しかし、この抗VEGF薬硝子体内注射もいくつかの問題があります。高額であること、継続治療が必要なため、頻回に投与することにある、一部効果が不十分の人がいることなどです。

 

現在、現在の薬剤よりも作用期間が長く、投与間隔が延長できる薬剤や、非平衡大気圧プラズマを照射したプラズマ活性溶液(PAM)の硝子体注入という新規治療法などが開発されつつあり、今後の新しい治療方法として期待されています。

 

 

TN

 

同時手術

同時手術とは、本来単独で行われる二つの手術を同時に行うことです。例えば、白内障手術と合わせて、硝子体手術、あるいは緑内障手術を行うと、単独手術の合計ではありませんが、一方の手術の点数ともう一方の手術の点数の半分を請求できます。よって、一部の組み合わせに限り、同時手術が保険医療で可能となっているのです。

 

同時手術は複数の単独手術に比べ、費用が節約できるメリットがあります。

 

患者さんにとってメリットは他にもあります。それは、手術の回数が減ることです。「手術」と言えば、怖い、痛いなど、マイナスのイメージがどうしても付きまといますので、2度にわたるよりは一度で済む方が良いに決まっています。

 

硝子体手術と白内障手術の同時施行は、どちらかと言うと硝子体手術がメインです。網膜剥離手術で白内障手術を行うのは、前者の効果をより高めるからですし、黄斑円孔手術で白内障を同時に手術するのは、ガス白内障が予想されるからです。

 

しかし、症状のほとんどない網膜前膜を白内障手術の際に取り除くのは、白内障手術の術後の黄斑浮腫の発症率を下げる目的ですので、メインは白内障手術です。

 

白内障手術の患者さんに網膜前膜を認めたら、同時に前膜も取っておいた方が(手術の予後が)良いという考えです。

 

緑内障に対するMIGSも白内障手術と同時に行えます。緑内障の治療とは神経の変性が進まないように眼圧を下げることですので、たとえ点眼薬でそれなりにコントロールされていたとしても、白内障手術を受けるとすれば、同時手術で眼圧をより下げられる可能性を逃す手はありません。

 

副作用やさし忘れが懸念される点眼薬への依存を減らすことができます。

 

当院では、白内障の患者さんに緑内障があれば、緑内障の症状に合わせて、最適なMIGS(低侵襲緑内障手術)を同時施行するように心がけています。

 

ST

 

 

 

 

 

姫路

先日のお休みに姫路へ遊びに行ってきました♪

市内に到着し、観光よりまずは腹ごしらえ!ということで、、一緒に行った方のお薦めでステーキと海老の鉄板焼きで有名なかもめ屋というお店でがっつりランチをいただきました♪♪

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運ばれてきた時は食べれるかな?!というくらいの迫力がありますが、大海老がプリプリしていて、特製のソースが濃厚に絡んだお肉がとっても美味しくてペロリと完食いたしました♪


お腹がいっぱいになり、、やっと観光へ♪

姫路城へ向かいました!

坪井眼科の長崎旅行に引き続き、二週連続で世界遺産に訪れるなんて、、パワースポット巡りのような気分になっていました。


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姫路城は遠くからでしか拝見したことがなかったので今回初めて中に入り、こんなにも見応えのある場所であったとは知らず驚きでした。ただ、天守閣の階段がとても急だったので特に降りる時は怖かったです。


お城を充分に満喫し、隣の美術館でチームラボというデジタルアートのイベントが期間限定で行われていたのでそちらにも足を運びました。


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幻想的な異空間でとても綺麗♪


美術館で涼んでから、、

そろそろ小腹が空いてきたかな??とまたまた姫路お勧めのお店に連れていってもらいました。


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創業60年以上の昭和感たっぷりの小さなお寿司屋さんです。お写真では伝わりにくいのですが、この名物のかぶりついて食べる鉄火巻きがとっても美味しくて、感動しました。また姫路にくるときは必ず食べたいです♪


久しぶりの姫路の街並みにはとても癒され、食も存分に楽しめて、良い休日となりました♪日帰りでいけるので、また遊びに行きたいと思います。


AT

坪井眼科25周年記念旅行Part5

楽しかった坪井眼科25周年記念の長崎旅行からはやいもので2週間経ちました。私は2日目に行った軍艦島について書きたいと思います。

最初に感想からいうと…なかなか壮絶な体験でした!!笑

まず、船が結構揺れるため、酔い止めを飲んでおいたほうがいいと聞いたので、酔い止めを服用しました。ですがこのときは揺れるといっても大したことないだろうなぁ〜と思っていました。

いざクルーザーに乗船です!!

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私は2階席に座りました。序盤から風がもの凄く強くて、隣の人と話すのもやっとです!そして風が強すぎるために私は息をするのも苦しくなったほどです(^^;)

船内では、ガイドさんが軍艦島に着くまでの間、船から見える港湾施設や他の島々などの説明や、軍艦島に関する概要を詳しく話してくれます。

どんどん軍艦島へ近づくにつれて波が高く激しくなってきます!なにか遊園地のアトラクションにでも乗っているのかというほどの激しい風と波でした。酔い止めを飲んでいなかったら今頃どうなっていただろうとゾッとしました(・・;)

 

高島に上陸して石炭資料館へ行き端島模型や岩崎弥太郎銅像の見学をしました。

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高島をあとにしたあとはメインの軍艦島へ向かいます!

軍艦島に到着しました。そこへ、高波のため今日は軍艦島への上陸は中止しますとのアナウンスが…そのため周遊見学です。残念です(._.)
上陸はできませんでしたが、軍艦島は圧倒的な存在感でした!

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軍艦島はかつて炭鉱の街として栄え、今は無人島になったこの島ですが、ガイドさんの説明では映画館や理髪店、銀行や学校があり人が暮らしていくうえで必要な施設がなんでも揃っていたとの話でした。

この時点で近くの手すりに捕まっていないとコケてしまうほどの波でしたが、頑張ってシャッターチャンスを狙いました!

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軍艦島周遊のあと長崎港へ帰り、しおりも貰えました。

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この日は軍艦島へ上陸できず残念でしたが、この先絶対に行く機会のなかった軍艦島を見ることができ、貴重な体験をさせていただくことができました。

院長、奥様ありがとうございました(^^)

一生に残る思い出ができました♫

 

t.o