デジタルサイネージ

昨日は改装工事で診察をお休みいたしました。今回の工事では、3階のクリニックの改良と同時に、2階の手術室についても、手術の記録システムを大幅にバージョンアップいたしました。

今日は早速お昼から白内障手術がありましたが、新しいハイビジョンカメラとモニター、記録装置により、実に快適に手術を行なうことができました。

手術の動画はハイビジョンで記録され、各手術室や各フロアに配信することもできます。ご希望の患者さんにはDVDでお分けすることもしています。

普段の診療時には、クリニックのモニターにはいろいろなメッセージが配信されます。ホテルや店舗でも最近よく行なわれている方法で、デジタルサイネージ電子看板)と言います。

ここで、当院の訴えたい情報、主にホームページに書かれていることや、もっと具体的な内容などを逐一配信し、患者さんに見ていただけますので、その後の説明が大幅に簡略化されるのです。

しかも、コンテンツの作成は外部委託にて行なわれ、ネット配信されるシステムですから、とても合理的です。(株)ソフトクリエーション様にお世話になっています。

診察場では、視力票を1mとし、各暗室を独立させ、患者さんの動線に合った配置といたしましたところ、本日の診察では、まことに多数の患者さんにご来院いただいたにもかかわらず、スムーズに診察することができました。

白内障手術を希望されて来院される初診患者さんは、聞き取り、レフケラ、眼圧測定、視力測定、前眼部OCTのあと予診に廻り、散瞳や後眼部OCTのあと、院長診に廻ります。診察で手術日が決定されたあと、看護師による詳細な手術説明があります。

これらの複雑な流れがより効率的になりましたので、患者さんにもご満足いただけたことと思います。

これからも、ますますご満足いただけるよう、一層の努力を続けてまいります。

ST