ホームページの改定

今日はお昼から白内障手術が19件行われました。テクニスマルチとリストアがそれぞれ一件ずつ、また、アルコンのトーリック(乱視矯正)IOLも一件に使用しました。

トーリックは非常によいレンズですが、軸決めという難関があります。また、IOLをきっちりと乱視の軸に合わせて固定しなければなりませんが、これが意外に難しいです。

今日から、坪井眼科のホームページが一部改定されました。これは、有水晶体眼内レンズ(ICL)が導入されたことによる変更です。ICLは45才以下の若い人のための屈折矯正手術のひとつですが、あくまでもLASIKが第一選択で、ICLは第二選択となります。しかし、患者さんには、自分がどちらの手術に適しているかは、わかりません。

あくまでも、検査、診察を済ませた上での適応決定となります。

このあたりのところの説明が従来のHPでは不十分でしたので、LASIKの項目にICLを追加して、内容を大幅に変更いたしました。

LASIKを希望で来られる患者さんは、「近視や乱視を治してほしい」ということですが、必ずしもLASIKが適応になるとは限りません。今のところ、LASIK、ICL、白内障手術の中からの選択となります。当院へ受診していただきました上で、どの方法がふさわしいかの説明を行います。これが適応検査となります。

当院のホームページは、医学的な内容をたくさん含んでおり、しかも、なるべくアップトゥデートにするように心がけられています。これは、当院職員の担当係による日頃の努力の賜物と思います。担当のKAさん、いつもご苦労様です


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