昨年は緑内障治療薬の合剤が相次いで発売され、患者さんの目薬の負担を減らすことができました。（昨年5月の記事を参照）
それに加えて、昨年末にはドライアイの分野でも新しい目薬が発売されました。
今までの点眼薬はあくまで対症療法で、保湿効果や水分の補給により目を潤すのが主な作用でしたが、今回の新薬は涙液の主要な構成成分であるムチンと水分の分泌を促して涙液(層)を正常な状態に近づけ、ドライアイを改善するという新しい作用機序を持っています。したがって、既存の点眼薬と併用して効果を効果を上げることが期待できます。
ドライアイでお悩みの方はぜひご相談ください。
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