お水取り

春を告げるといわれる「お水取り」の行事に出かけてきました。
東大寺の二月堂で毎年2月から3月にかけて行われる「修二会(しゅにえ)」は、人々の罪を懺悔し、天下泰平、五穀豊穣を祈るために奈良時代(752年)から始められたそうで、現在まで一度も途絶えたことがないというから驚きです!

3月1日から14日までの本行の期間中は、6mほどの巨大松明に火が灯されお祈りがささげられます。欄干に掲げられるお松明から零れ落ちるその火の粉が無病息災をもたらすと言われています。中でも12日のお水取り( 若狭井という井戸から水を汲み上げ観音様にお供えする儀式)の日はお松明の本数が多く、大勢の参拝客が集まります。

私達は行事の開始時刻2時間前に到着しましたが入場規制があり、すでに1・2の待機区画には入れず3番目で待つことになりました。(写真は3番目待機区画)

其々が持ち寄ったおやつをつまみながら、お喋りしたり写真を撮ったりして時間を過ごしました。この時期はとても寒い印象があったのですが、今回は天気も良く気温も高かったので待ち時間も苦になりませんでした。

行事が始まると誘導に従い二月堂へと進みます。二月堂周辺をゆっくり歩きながら参拝するよう順路ができており、色んな角度から行事を見物することができたのでとても良かったです。


欄干を駆け抜ける巨大松明は何度見ても迫力があります!

今回は欄干の真下近くも通れたので火の粉(灰?)を少し被ることができました。


帰りは駅でせんと君と記念撮影もし、楽しい思い出となりました。(^0^)g