今年の抱負

年末の大掃除からお正月の間は比較的暖かく、窓を開けて掃除ができるほどでしたが、急激に寒くなりましたね🥶

インフルエンザが記録的大流行と、ニュースでいっていて、新学期などの影響でさらに流行するとのことでした。

手洗い・うがいをして、しっかり予防していきたいなと思います!皆さんもお身体ご自愛くださいね。

 

そんな中、我が家のうさぎたちは暖かく管理されたお家でゆっくり過ごしています☺️

うさぎは寒さに強いと思われていますが、ペットのうさぎは暑さ、寒さに弱く、適温は20-25℃前後といわれています。

そのため春と秋以外はエアコンが消せない状態です😅

汗をかく機能がなく、肉球もないので、体温調整ができないのです。ストレスにも弱いのでとっても繊細な生き物です。

物価高の中…なんて贅沢なんでしょう(笑)

ですが、大切な家族なので、甘々に甘やかして育てています♡

うさぎさん達のためにも今年も1年元気で健康に仕事を頑張りたいと思います!!

毎年同じ抱負を掲げていますが、元気で健康に過ごすことは、当たり前でもないので今年のこの抱負を大事にしていきます!

 

A.Y

 

ニュースポット

 


友人オススメのドーナツ屋さんに行ってきました。

 


流行りの生ドーナツのお店です。

東京自由が丘で人気のお店で、千里中央に続く国内3店舗目のお店のようです。

 


『国産小麦粉100%、鮮度にこだわった卵、きび糖などの厳選食材を使った生地を長時間低温熟成させて作るので生地がしっとりふんわり。

生地に北海道産えびすかぼちゃ加えているため黄色っぽいおいしそうな色をしています』というのがコンセプトのようで、見た目と違って甘ったるくなく、かなり美味しかったです。

 


並ばないといけないのと、昼頃に行っても、売り切れのメニューがけっこうあるのが難点ですが、ここは再度行ってみたいと思えるお店でした。

 

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TN

坪井眼科チャンネル

昨年の暮にユーチューブを始めました。目的は眼科医療の啓発です。当ブログでもかなり詳細に眼科のことを書いてきましたが、文章と語りとでは訴える力が違います。もちろんプロの方に手伝っていただき、録画、編集をお願いしています。番組の名前は「坪井眼科チャンネル」です。

 

最初はカメラに向かって喋ることがなかなか難しかったのですが、何度も録り直していただくうちに少し慣れてきました。最初にアップした番組では、自己紹介から始めて、坪井眼科チャンネルを始めた動機について語っています。

 

最新の知識を学び、必要な医療技術を取り入れて、時代の標準治療を行うことが大切と述べています。よく「最先端の医療」とかの言葉を聞きますが、最善の医療法があるとすると、それは世界的に広がり、学会で「標準治療」として認められることになります。「誰もやっていない、初めての医療」は危険ですらあります。標準治療の進歩についてゆくことが大切です。

 

そのためには、世界の研究者の意見が集約されるピアレヴュージャーナルのいくつかに目を光らせておかなくてはなりません。また、新しい医療技術を提供してくれる業界とも健全な関係を結んでおく必要があります。

 

次回からは白内障から始めて、具体的な疾患論、治療法に取り組むつもりです。

 

ST

明けましておめでとうございます

旧年中のご厚誼に感謝いたします。

 

坪井眼科開院記念で伊勢神宮へのバス旅行をしてから、10年ぶりとなるお伊勢参りに行ってきました。大勢の人々で大混雑でしたが、無事に参拝を済ませることができました。伊勢神宮天照大神を祀っていることで有名ですが、岡本佳之「皇室と王室の解体新書」によると、天照大神の起源はアナトリア(今のトルコにあった国)で崇拝されていた太陽の女神アリンナだといいます。そして、アナトリアから古代メソポタミアに南下した、セム語系遊牧民「アムル人」こそが天孫族大和民族の祖だとのことです。


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同じアムル系の人の一部は古代エジプトに移住し、エジプト第18王朝となり、イスラエル人の先祖となったとのこと。彼らが書いた旧約聖書はその後の世界で決定的に重要ですが、一神教である点で日本に伝わった宗教と異なっています。地球の最果ての島国では、もともとの太陽神信仰が残っており、今でも初日の出を拝む人が絶えません。

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理屈はともかく、今年は「巳」年ということで、年末に職員のKNさんが書いてくれたように、「再生と変化」を果たす年です。コロナ以降世界が大きく変化したように、坪井眼科もここ数年色々と変化してまいりました。

 

医療内容では、緑内障手術アイステントやプリザーフロマイクロシャントが定着し、また、ドライアイや霰粒腫の治療としてIPL(光線治療)が一定の評価を得ています。一方、ウクライナ戦争により混合ガスの供給が不安定化したことも一因となり、近視矯正手術LASIKの将来が危ぶまれるようになってきました。

 

今年も多焦点IOLの新発売や新しい緑内障手術の導入が予定されています。その他、どのような変化が待っているかわかりませんが、どのような情勢変化があっても、患者様のご期待に添える眼科医療を続ける気持ちは変わりません。インスタやYouTubeによる情報発信も強化してまいります。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

ST

 

 

 

 

 

再生と変化🐍

こんばんは🌟

 

本日で年内の診療は終了し、仕事納めでした。

午後からはお世話になった院内を掃除しました!

細かいところもピカピカになり、新年も気持ちよく過ごせそうです(^^)

 

今年も残り5日なりましたね🌟

 

私は年々一年が短く感じ、あっという間に終わってしまったなぁと思いました。

 

これは「ジャネーの法則」と言うみたいです。

 

歳を取るにつれて自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が早く過ぎると感じるということです。

 

子どもの頃は初めての体験が多く、何事も新鮮でしたし、夏休みとかも無限に感じていましたが、大人になると良くも悪くも、同じことの繰り返しになるので、時間の経過がとても早く感じますよね。

 

歳を重ねるごとに、1年の比率が少なくなるようなので、新しい体験や挑戦をしたいなぁと思ったり、同じような毎日でも嬉しかったこと、楽しかったことなど、心に留めておきたいなぁと思います😌

 

2025年は、乙巳(きのとみ)という年です。

 

60年周期の干支の中で42番目になる乙巳は「努力を重ね、物事を安定させていく」ような年と言われています。

また「巳」は「再生と変化」を意味し、脱皮を繰り返すことから不老不死のシンボルともされてきました。蛇のように再生や変化を繰り返しながら、柔軟に発展していく年になると考えられます。

 

なんだかとても縁起が良さそうです!

私も蛇のように再生、変化して成長していこうと思います🐍

 

今年一年大変お世話になりました。

寒い日が続きますが、お身体に気をつけて

よいお年をお迎えください☺️

 

新年もよろしくお願いいたします🎍🌟

 

KN

年末へ

 


クリスマスが終わると、街の雰囲気が一変します。華やかなクリスマスツリーやイルミネーションが片付けられ、新年を迎える準備が始まります。一年の最後を締めくくるために、家の大掃除やおせち料理の準備、年賀状の仕上げなど、やるべきことが一気に増え、慌ただしさが増す時期です。

 


この忙しさの中には、「新しい年を気持ちよく迎えたい」という思いが詰まっています。掃除をしながら今年一年を振り返る瞬間や、目標や希望を考えるひとときは、年末ならではの特別な時間です。また、一年を支えてくれた家族や友人、周囲の人々への感謝の気持ちが湧き上がり、穏やかで温かな気持ちになるのも、この季節の特徴でしょう。

 


年末の慌ただしさを越えた先には、心をリセットし、新しいスタートを切るお正月が待っています。忙しい中にも節目の準備を楽しみながら、素晴らしい新年を迎えられるよう、心を整えたいものです。

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TN

網膜剥離の旅

私は1976年(昭和51年)の6月から眼科医としての生活が始まり、最初の1年は阪大眼科での初期研修医(当時は研修医は初期のみ)、その後2年は近大眼科へ赴任しました。眼科では最初の2ヶ月(4、5月)はすぐ上の学年の先生についていろんなことを教わるのですが(オーベン=ネーベン)、私は外科の研修医から6月に眼科へ転じた関係ですぐ上の学年の先生がおられず、いわゆるオーベンになっていただいたのは、その頃助手として赴任先から帰ってこられたばかりのT先生でした。T先生は阪大眼科歴史上最も有名になられた先生ですので、眼科関係者なら知らない人はほとんどおられないでしょう。T先生にオーベンをしていただいたことは私の密かな自慢です。羨ましがられる方も多いことでしょう。

 

そんな関係で、当然のごとく、私は網膜剥離を専門とすることにいたしました。私が近大眼科で初めて執刀した症例も白内障ではなく、網膜剥離でした。当時、網膜剥離は冷凍凝固+バックルの時代で、手術のコツはいかに適切な位置にバックルを縫い付けるかということでした。バックルの中央から周辺側に裂孔が位置するように上手に縫い付けると、一晩の安静により網膜剥離が復位いたします。

 

初執刀の患者さんを翌日回診で診察されたO教授は「おっ、ひっついてるで」とおっしゃいました。自分で確かめると、確かに網膜剥離は完全に治っていました。ビギナーズラックということもあるでしょうが、とても嬉しかった気持ちが忘れられません。

 

その後も、網膜剥離の手術をこなす日々が続きました。近大で手術を直接ご指導いただいたのは、当時助教授をされていたH先生です。H先生はぶどう膜炎がご専門でしたが、眼瞼、角膜から緑内障、網膜までなんでもこなされる先生で、その後の私の眼科医人生に大きな影響を与えていただきました。そのH先生は今年、鬼籍に入られました。心よりご冥福申し上げます。

 

近大での後半の1年では、黄斑円孔網膜剥離の治療に心を砕きました。黄斑円孔は文字通り黄斑に円孔が開いて網膜剥離をきたす病気です。最近は剥離に至るまでに治療してしまいますので滅多に見かけませんが、当時は近視人口の多い日本では結構多かったのです。

 

バックルを黄斑部に縫い付けるのは至難の技です。そこで、当時、国立名古屋病院におられたA先生がご考案された「黄斑バックル」を使うことにしました。黄斑バックルをうまく使うと、円孔の周りを凝固することなく網膜剥離が治り、結構良い視力が出ることがわかりました。A先生も今年鬼籍に入られました。ご冥福をお祈りいたします。

 

裂孔を閉鎖すればなぜ網膜剥離が治るのかという疑問が生じ、網膜色素上皮による水吸収作用について研究することにいたしました。1985年ごろに海外のラボで研究した結果はいくつかの論文にまとめてあります。

 

網膜剥離手術は開業してからも日帰りで行っております。しかし、開業して10年ほど経った頃からバックルに代わって硝子体手術がメインとなってきました。現在では、よほどの難症例でなければ、硝子体手術(+光凝固+ガス)のみで手術が完了いたします。縫う操作が少ないので時間も短縮されました。

 

年に20例くらいの網膜剥離手術がありますので、最初から積算すると1000例近くの網膜剥離を手がけたことになります。方法は全く変わってしまいましたが、裂孔閉鎖というコンセプトは同じです。

 

昨日も網膜剥離の硝子体手術を1例行いました。「最後の症例になるかも」と思いながらも、なかなか網膜剥離の旅は終わることがありません。

 

ST