緊急性の高い眼疾患

前代未聞の緊急事態宣言が出されて3週間、幸い、オーバーシュートは回避され、新規感染者数は少しずつ減ってきています。3月中にロックダウンが始まったヨーロッパでは、出口戦略が模索されており、すでに学校が始まったところもあります。

 

日本で今後どうなるかは分かりませんが、海外の例から考えると、宣言から2ヶ月くらいに一つの目処が出来てくるでしょう。連休明け早々ということはないとしても、5月下旬くらいから徐々に復興する可能性があります。

 

当院では、感染予防の措置を講じた上で、緊急性の高い疾患の治療を継続しています。具体的には、網膜剥離、網膜裂孔、緑内障、進行した白内障、IOL脱臼、角結膜炎、眼内炎症、加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病性黄斑浮腫、などです。

 

残念ながら、大多数の眼科疾患は、オンライン診療による対応が不可能です。オンラインでは検査、注射、レーザー、手術ができません。コロナを恐れるあまり、失明につながるような疾患を放置してしまうと、取り返しがつきません。目に異常、不安を感じたならば、ぜひご相談ください。

 

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