感染対策

緊急事態宣言のなか、昨日で4月の予定手術が終了しました。一安心です。もちろん、連休までの期間でも、緊急手術にはいつでも対処できるようにしています。診療は暦通りに行っています。

 

医療機関は行政から診療の継続を求められていますが、あくまで感染対策をした上での話です。

 

コロナウィルスは発熱の1日前から感染力があるとはいえ、体調不良、しんどい、臭いがわからない、などの症状が先に出ていることがあります。少なくとも、平温で症状が全くない場合、人に感染させる可能性は低いでしょう。

 

また発症後2週間でウィルスの活動性は低下します。感染された方が2週間経過、平熱にもどって3日、症状がなくなる、という条件が揃えば、もはや感染源になることはないと考えられています。いたずらに怖がったり、遠ざける必要はありません。

 

しかし、健康な方でも、来院される途中で手や靴など汚染される可能性はあります。マスクを着用していただくことはもちろん、防護壁、ゴーグル、頻回の手洗い、予約が重ならないなどの配慮をして、見えないウィルスに対応するしかありません。待合室、トイレなどの清掃は普段以上の徹底が求められます。

 

施術者がすべてマスク、手袋、ガウンを着用し、ヘパフィルター換気による清潔空間で行う手術中に、コロナウィルスが感染することはまずありえませんのでご安心ください。

 

いち早くロックダウンした中国、ヨーロッパ、アメリカでは相次いで経済活動の再開を模索しています。しかし、感染者の割合が無視できる程度にまで下がるにはまだまだ日数が必要でしょう。油断はできません。

 

少なくとも今後数カ月、感染対策を継続することになるでしょう。

 

宣言から2週間、大阪府では感染者数が減少に転じつつあります。もう少しの辛抱です。この国難を何としても乗り切りましょう!

 

ST