ARVO

4月の年度始めは、眼科では花粉症により目に注目が行くからか、白内障緑内障の受診も増えます。外来、手術に新人教育が重なり、とても忙しい日が続いています。

今週は月曜から金曜まで毎日午後に手術を予定していますので、最も忙しい週です。この調子であと数週間経てば、大型連休です。

連休中はARVOというアメリカの学会が珍しいことにハワイで開かれますので、久しぶりに参加することにしています。眼科分野の研究者が集まる学会で、主体はPhD(研究だけを職業としている学者)ですが、我々MD(医師)にも興味のある議論が行われます。

ARVO(Association for Research in Vision and Ophthalmology) は米国留学の頃から10年以上ほぼ毎年参加しておりました。通常米国のフロリダ州というリゾート地で行われますので、参加するのは米国の研究者にとって楽しみの一つです。しかし、日本からフロリダはちょうど地球の裏側にあたり、参加するのがとてもしんどいのです。今回は日本、中国、オーストラリアを重視したみたいですね。

20年ぶりに登録を申請したところ、Your records indicate your address. That's OK?などと、フレンドリーな返事が返ってきました。こういうところがアメリカの素晴らしい点です。学会運営がとてもスムースに出来ています。

5月6月も忙しいことと思いますが、7〜9月は夏休みでもあり、患者さんも比較的少なくなります。

眼科は春と秋の二峰性に忙しくなる分野です。

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