開院23周年

坪井眼科が開院したのは1994年3月1日でした。今日で開院23周年を迎えます。

開院当初のスタッフで残っているのは私だけです。私含め総勢6名でのスタートでした。現在、医師9名(非常勤含む、以下同)、看護師13名、視能訓練士4名、検査、事務スタッフ12名と大所帯です。

白内障手術は当初から超音波手術、耳側角膜切開、折り畳みレンズ、点眼麻酔など、今とほとんど変わりない方法で開始いたしました。切開幅がより小さくなったこと、多焦点レンズの使用など、新しい技術はその都度取り入れてまいりました。

2000年に開始したレーシックは今も健在です。多い頃は1年に500例くらいあり、白内障を加えた年間手術総数が2500件に達しました。今はもう少し減りましたが、硝子体手術や緑内障手術、眼瞼手術、多焦点レンズ移植などが増えましたので、手術の多様性は開院時と比べるべくもありません。

先日レーシックを希望してこられた患者さんの来院動機を伺いますと、「両親がここでレーシックを受けたから」とおっしゃっていました。まこと感慨深いものがあります。

私はもちろん今でも主となって手術を担当していますが、昨年から勤務してくれている副院長にも多数担当してもらい、また、昨年暮れからは眼科専門医で大学眼科勤務中の長男も手術の手伝いに来てくれています。

今後共、世代交代を試みつつ、患者様のご期待に応えられるよう努力して行きたいと思っています。

ST