硝子体手術

当院で白内障手術に次いで多い手術は近視矯正手術のLASIKでしたが、昨年から症例数が激減し、他の手術に例数で追い抜かれる事態となっています。

最近人気なのが眼瞼の手術です。ご高齢で目がぱっちりと開きにくくなると、視力やQOLにも影響します。当院ではそのような患者さんを対象に、機能的な改善を目指した眼瞼つり上げの手術を行なっています。

この手術は院外の専門医に依頼していますが、あまりにも患者さんが多く、予約が半年待ちとなってしまっています。

次いで多いのはやっぱり硝子体手術です。糖尿病や静脈閉塞による硝子体出血、視力低下や変視症につながる黄斑前膜、そして網膜剥離などが対象になります。

黄斑前膜は高齢者の3分の1で認められるとの報告もあり、見つけたら即手術という訳ではありません。適応の見極めも大切です。25〜27G手術だと、とても安全に行なえます。

今週は月曜日に、網膜細動脈瘤に対する硝子体手術を行ないました。これは比較的レアなケースです。

ST