今日は節分

 今日は節分、明日は立春です。
節分と言えば豆まき、巻き寿司のまるかぶりですが、実は大阪に来て初めて節分に巻き寿司を食べる風習を知りました。
大阪に来て病院勤めを始めた年、2月3日に、入院中の奥さんに旦那さんが巻き寿司を夕飯に届けに来て、老夫婦が無言で大きな巻き寿司をほおばっている姿にギョッとしました。
1970年頃に大阪船場の海苔問屋が始めて、関西に広まっていったそうです。さすが商売人の街ですね。
 節分とは 季節を分ける=季節の変わり目 の意味で、本来春、夏、秋、冬のどの季節にも節分があるのだそうです。その中で1年の始まりは「春」なので立春の前日の2月3日がメジャーとなったようです。
 そして豆まきは「魔(ま)を滅(め)っする」という言葉から、その年が無病息災で過ごせるように豆をまくようになったそうです。
まく豆は煎った大豆でなければならい、生の豆は芽が出てくる=「魔」が出てくるので縁起が悪いのだそうです!
えーっ、違うの買い求めてしまった!
 
最近はこんな感じでいいんだ、早く湿気なくていいし、節分終わっても色々用途があるしと思って選んでしまった・・・。
あっ、でも「地方によっては落花生を用いるところもある」と注釈がありました。よかったです。
 そして私が利用する最寄駅の我孫子には「あびこ観音」があり、2月3日前後は大変な賑わいになります。百済聖明王(!)から観音像を贈られ、お堂を建ててまつったのが始まりで、聖徳太子がこの地を訪れた際、観音様のお告げを受け、546年に伽藍を造立したそうです。正式名称は「大聖観音寺」といいます。
多くの参詣者が、由緒正しき観音寺に無病息災、厄除開運を願いつつ、沿道に並ぶたくさんの屋台を楽しみにしているようでした。

i.k