茶道教室

学生の頃、茶道部に所属していた事があり.あの頃束の間ではありますが、癒されて楽しかったのを思い出し、昨年の夏頃より茶道教室に通い始めました

現在緊急事態宣言もあり、教室もお休みになっていますので、少し前にはなりますが今年の初釜のお稽古の時のことを紹介させて頂こうと思います

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床の間には、初春にふさわしい掛け軸が掲げられ、飾る花は結び柳に椿と決められています

床の間の天井あたりから床畳に流れるほどの長い柳を使います

お軸は、『松樹千年緑』

松の葉は、一年中緑であることからきている禅語です

千年を経ても葉が緑である、風雪にも耐え緑であることから、祝語として使われる禅語で、初釜にて飾られる掛け軸です

初釜は懐石料理をいただいた後、お濃茶やお薄茶をいただくという流れになっています

主菓子は、裏千家では「花びら餅」となっています

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白い丸餅の上に赤い小豆汁で染めた菱形の薄い餅を重ね、その上に白味噌の餡、甘く煮た「ふくさ牛蒡(ゴボウ)」をのせて、半月型に包んだものです

 

初釜のお稽古は、いつもとは違う緊張感ではありましたが、時を忘れ、釜の音を聞き、香を楽しみ、道具を眺めてお菓子とお茶を味わうといった時間が、身が引き締まり癒しの時でもありました

お稽古を通じて、日常生活の作法も身につければと思っております

 

y.n