立春

今週始めから、電子カルテの本格運用を開始しています。受付、問診、検査、診察、処置、投薬(処方)、診察予約、手術予約、会計と回る外来診療、受付、処置、手術、手術記録、回復室、投薬、会計と回る手術診療の全ての記録を電子化しています。

 

また、眼科で重要な画像診断を外来でも手術場でも簡単に出来るようになっています。手術場では、前眼部OCT所見をiPadで見ることにより、トーリックレンズの軸合わせを正確に行えます。

 

電子カルテ=電子診療録+画像ソフト+医事コンピューター(会計ソフト)です。

 

まだまだこれからの部分も多いですが、とりあえずは、来られた患者さんをそうお待たせすることもなく、普段通りに診療ができました。手術も普段通りに行えました。ホッと一安心です。

 

まだ始まったばかりで、全ての患者さんが新患扱いのようなものですので、時間がかかってしまいますが、数ヶ月すればもっと落ち着いてくるはずです。そのあかつきには、診療のスピードも紙カルテ時代を凌ぐようになることが期待されます。

 

昨日は節分、今日は立春と、旧正月の節目を迎え、新しい患者さんも多くなってきました。特に今年は3月をもって先進医療から外れる多焦点レンズの駆け込み需要があり、例年を上回る忙しさです。

 

1月の終わり頃から、白内障手術のうち多焦点レンズの割合が5割を超えるような状態になってきました。

 

昨年秋から導入された3焦点レンズ(パンオプティックス)は患者さんの満足度がとても高いです。このレンズは焦点の合うところが広くてメガネなしでの生活がしやすいことが支持されている理由と思われます。

 

多焦点の需要がマックスになる時に良いレンズが出てきてよかったです。

 

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