Part 2 潜伏キリシタン

今回の長崎旅行のハイライトが潜伏キリシタンの里として知られる長崎県外海地区を訪ねることでした。昨年に世界遺産に登録されたばかりとあって、現地の旅行社も力が入っておりました。

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枯松神社

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枯松神社の祭壇

潜伏キリシタンが密かに集まったところとされています。潜伏キリシタンの指導者、バスチャン(日本人、洗礼名セバスチャンよりの通称)を記念して建てられたもののようです。バスチャンは国内最後の殉教者の一人で(1644年)、グレゴリウス暦と信徒発見につながる予言を残したそうです。

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大浦天主堂

ここで、1865年、浦上地区の潜伏キリシタンがプチジャン神父に出会ったのがいわゆる「信徒発見」です。200年以上、7世代にわたって地元民のみで信仰を保ち続けたことは、「奇跡」とされ、西洋社会が日本に注目するきっかけの一つとなりました。

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大浦天主堂庭の「信徒発見」記念碑

外海地区では潜伏キリシタンの伝統を継ぐ、敬虔なキリシタン文化が見られました。

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ドロ神父が私財で建てた出津(しつ)教会堂

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赤れんがの黒崎教会堂

心洗われる巡礼の旅でした。。。

 

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