見るということ

 台風をきっかけに暑さが一段落し、過ごしやすくなってきました。
秋が近付いているようです。
「○○の秋」の中に「読書の秋」があります。本を読むのは子供のころから好きで、今も時々本屋へ行っては興味を引かれた本を買ってみます。
通勤の地下鉄で読むことが多いのですが、最近細かい文字が読みにくくなりました。いわゆる老眼、そして乱視です。
悲しいですが、年齢的に仕方のないことです。
眼科で働かせていただいていますので、現状を理解しているつもりですが、なるべくなら眼鏡をかけたくない・・・。
仕事中は必要に迫られ使用していますが、普段は裸眼でいたい!という希望もあります。白内障手術を受けられる患者さんたちの気持ちがよく分かるようになりました。
 しかし、「見える」という感覚は人それぞれ感じ方が違うものだということも現在の職場で学びました。
どれくらい「見えた」ら満足か。何が「見えた」ら満足か。
だんだん「全部」満たすことは難しくなりましたが、本が読みやすくなるよう眼鏡を新調しようか思案中です。

遠くの景色は比較的見えています。
                      i.k