今日はお昼から白内障手術を１９件行いました。そのうち２件がレンティス、３件がテクニスマルチ、ほか、単焦点レンズでは、アルコンのIQ、コーワのアバンシー、AMOのテクニス、HOYAのXY１、同じくHOYAのBBRと実に多彩でした。
これだけ別々のレンズだと、それぞれにセットアップが異なりますので、清潔の看護師さんは大変です。ご苦労様でした。
術者にしても、各レンズにあった手術を心がける必要があります。特に大切なのが前嚢切開(CCC)の大きさです。レンズの光学部の直径に合わせてCCCの大きさも調節し、常にレンズの外周が少しだけ、しかも全周覆われるようにしなければなりません。
光学径はレンティス＞IQ＞アバンシー≠HOYA＞テクニスとなりますので、その都度CCCの大きさを変えます。
そこまでこだわって手術をすることにより、術後屈折の安定、屈折予測の正確さ、再手術への備えが得られます。多焦点レンズでは特に大切です。
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