本年の回顧

今年も残りわずか。予定手術はすべて終了しました。

今年は、2月の外来工事から始まり、いろいろと改良を加えた1年でした。外来では、1m視力標の全面導入、暗室の衣替え、後眼部OCTの買い替え、買い増し(精密なスウェプトソースOCTが2台に)、IOLマスターの買い替え、レーシックの検査装置の買い替え(iDesign)、スリット写真カメラの買い替え(Ikegami)、デジタルサイネージの導入、などなど、多岐にわたり投資を行ないました。

手術室でも、映像記録装置の全面入れ替え、手術台の入れ替えを行ないました。

医療内容では、白内障手術関連で、多焦点IOLレンティスが増加し、多くの患者さんにメガネなしで見える喜びを味わっていただけました。また、水晶体や眼内レンズが取れてしまった患者さんに対するIOL強膜内固定術が増加し、安定した成績を残すことができました。

硝子体手術では、昨日も書きましたように、27Gカッターを採用し、更に安全に施行できるようになりました。

レーシックはiDesignの導入により、更に正確な度数が出せるようになりました。通常の近視矯正はもとより、多焦点IOL挿入眼の微細な屈折異常の治療(タッチアップレーシック)などで、威力を発揮いたします。

緑内障手術では、古典的なトラベクレクトミー復活の年でした。新たなるデバイスの登場が待たれます。

秋にはホームページを全面的に改良し、スマホ対応とするとともに、当院で提供される医療が過不足無くご理解いただけるよう、工夫しました。

来年も多くの患者様のご期待を裏切らないよう、更に努力したいと思います。

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