宮城への旅行

昨年10月の連休に宮城県へ旅行に行き、被災地をめぐって来たことを前回に少し書きました。
その時は伊丹空港で日本酒の試飲ができるお店のことがメインになってしまいましたが、宮城県内のその他のこともご紹介しようと思います。
石巻市雄勝町に宿泊しましたが、その旅館(?)はほとんど唯一の宿泊施設だったようです。

民宿に近い造りでしたが、景色がよく、新鮮な魚介類の料理は美味しく、当然日本酒も美味しすぎました。
老ご主人夫妻の親しみやすい人柄とともに、どうにも聞き取れない方言によって出来上がるいくつかの笑い話がよい思い出として残っています。
震災から数年がたったせいか、ただの世間話のように明るく当時の様子を語られていましたが、そうなるまでには様々なご苦労があったに違いありません。


翌日は石巻市内の「石ノ森章太郎萬画館」へ行きました。

石ノ森章太郎さんは1938年1月25日に宮城県登木市に生誕されたそうで、この記事を書いている今日が1月25日なので、あら偶然と思っていましたらお亡くなりになられたのが1998年1月28日で、やだ、私の誕生日と同じ・・・。(もちろん月日です。年はだいぶ違います^^:)
男の子が好む漫画を描かれていたようなので、それほど興味津々で訪れた訳ではなかったのですが、今になって妙な親近感を覚えてしまいました。
中学生新聞の漫画投稿欄に4コマ漫画を投稿して入選したことがきっかけで漫画家になり、「サイボーグ009」「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」「がんばれロボコン」「秘密戦隊ゴレンジャー」などの代表作があります。わあ、懐かしい!と思ってしまうと年齢がばれますね・・・。

歴代仮面ライダーがずらりと並ぶコーナーは圧巻でした。
残念ながら写真の撮影は禁止の場所が多く、仮面ライダーの撮影はできませんでした。
館内にはその他、数多くの漫画家さんが被災地への応援メッセージを標したイラストが展示してあり、こちらは感動的でした。
 
                                                   I.K