手術件数

新年あけましておめでとうございます。今年も坪井眼科ならびに本ブログをよろしくお願い申し上げます。

今週から早速手術が始まっています。昨日は硝子体手術、今日および明日は白内障手術、明後日は近視矯正手術が行なわれます。

昨年1年で1800件余の白内障手術が行なわれ、うち120件くらいが多焦点眼内レンズでした。硝子体手術は60件余、眼瞼手術は80件余と順調でしたが、近視矯正手術LASIKが50件くらいと、前年比50%を切ってしまいました。

これでは、器械の維持もままならない状態で、今後、この手術自体の存続すら危ぶまれています。これは当院に限らず、全国的に同じ傾向のようです。

白内障や硝子体手術との違いは「自費診療」ということで、今更ながら、自費診療の難しさを感じると同時に、保険医療の偉大さも実感いたします。

日本では政府管轄の保険医療が大きな割合を占めていますので、保険に入っていない医療は本物ではないかのような誤解が抱かれがちです。

同じ屈折矯正手術でありながら、多焦点眼内レンズ移植は混合診療で、保険との併用が認められているおかげで、そのような誤解から免れているようです。

当院では事情の許す限りLASIKを守り続けてゆく覚悟ですので、視力矯正に悩まれている患者さんには、是非、お気軽にご来院いただけますよう、お願いいたします。

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